本と音楽と珈琲の日々

読書録、日々の出来事、雑感をつれづれに

BR 『西洋哲学の10冊』 左近司祥子 編著

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岩波ジュニア新書から出ている
『西洋哲学の10冊』
読みました。

このシリーズは、基本的に中高生を対象としたものですが、なかなかレベルが高いものが多く、大人でも十分に楽しめます。

本書は、西洋哲学の代表的な哲人10人とその著作を分かりやすく紹介しています。
この本がきっかけとなって原著へたどり着いたならば、本書の目的とするところは十二分に達成されたと言って良いでしょう。

多くの哲学者の中から10人を選び出すことはなかなか容易ではない作業だと思われますが、比較的バランスのとれた人選になっているように思います。
まあ、個人的にはショウペンハウアーウィトゲンシュタインも加えて欲しかったところですが😅

ところでどうした風の吹き回しか、高校生の息子が哲学科進学希望などと言い出しましたので、とりあえず試しにこの本を与えて、どう反応するかこっそり見てみようかと思います。
いずれにしてもなかなかの良本、相応に読みごたえはありますね。

西洋哲学の10冊 (岩波ジュニア新書)

西洋哲学の10冊 (岩波ジュニア新書)

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