本と音楽と珈琲の日々

読書録、日々の出来事、雑感をつれづれに

BR 『読書脳 ぼくの深読み300冊の記録』 立花隆

関東地方も一昨日、ついに梅雨入りしました。今日も朝から雨。これからの季節、休みの日には家でゆっくりと読書して過ごすのが一番かと。

ということで、立花隆氏によるブックレコメンド

 

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

 

 この本は、実際に著者が読んだ本の中からおすすめを、読者が思わず買いたくなるように紹介した本です。立花隆というとどうも専門的で難解な本ばかり読んでいるのではないかというイメージがあったのですが、この本で紹介されている中には、比較的読みやすく柔らかめのものがたくさんありました。基本的にノンフィクションしか読まないと著者は言明されていますが、本書の中で著者が伊藤計劃の『虐殺器官』を読んでいたことを知り、親しみを覚えました。

 本書を読み終え、もう一度、最初から頁を繰りながら、読んでみたいと思った本の紹介頁に付箋をつけてみました。以下はその一部です。

 

人類の足跡10万年全史

人類の足跡10万年全史

 

 

 

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師

 

 

 

ルーダンの憑依

ルーダンの憑依

 

 

 

奇跡の脳

奇跡の脳

 

 

 

重力の再発見―アインシュタインの相対論を超えて

重力の再発見―アインシュタインの相対論を超えて

 

 

 

天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡

天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡

 

 

 

何処へ

何処へ

 

 

 

ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか

ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか

 

 

 

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

 

 様々な分野に広範囲にわたっていますが、乱読派の私にはもってこいといった感じです。そこから新たな視野が拓ける、そんな瞬間が私にとって読書の醍醐味でもあるのです。

 

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